十両・天空海 故郷茨城の津波被害「伝えていかないといけない」

[ 2021年3月12日 05:30 ]

14日初日大相撲春場所 ( 両国国技館 )

3・11も稽古場で汗を流す茨城県大洗町出身の天空海
Photo By スポニチ

 東日本大震災では津波の被害があった茨城県大洗町出身の十両・天空海(あくあ)は「忘れてはいけないこと」と振り返った。

 当時は瓦礫(がれき)の撤去などに追われ相撲を続けるべきか悩んだこともあったという。父から「相撲で活躍すれば、大洗の名前を知ってもらえる。俺らのことは気にせず頑張りなさい」と背中を押され、幕内にまで昇進。地元への恩返しを強調し「これから生まれてくる人たちにも(震災のことを)伝えていかないといけない」と力を込めた。

続きを表示

2021年3月12日のニュース