レイカーズが西地区2位から3位にダウン ジェームズ38得点も好調サンズに振り切られる

[ 2021年3月3日 15:05 ]

サンズ・エイトンのシュートをブロックするレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは2日に各地で6試合を行い、西地区全体2位のレイカーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で同3位のサンズに104―114(前半53―60)で敗れて24勝12敗。23勝11敗となったサンズにゲーム差なしながら抜かれて3位に順位を下げた。

 レブロン・ジェームズ(36)は38得点、5リバウンド、6アシストをマークしたものの、サンズに3点シュートを29本中16本決められて(成功率55・2%)苦杯。勝負どころの第4Qでも21―28と後手に回って追い上げることができなかった。なおセンターのマーク・ガソル(36)が新型コロナウイルスの感染規定の対象となって戦列を離脱。すでにアンソニー・デービス(27)を右脚の負傷で失っているが、この日はフォワードのカイル・クーズマ(25)も右足かかとの故障で欠場した。

 サンズは今季チーム1位の25・5得点を挙げていたデビン・ブッカー(24)が第3Qに2度のテクニカル・ファウルで退場処分となったが他の選手が奮闘。ここ18戦では15勝目を挙げて西地区全体首位ジャズとの差を「3・5」とした。


 4日(日本時間5日)にウィザーズと対戦するクリッパーズは敵地ボストン(マサチューセッツ州)でセルティクスに112―117(前半63―62)で敗れて24勝13敗。大黒柱のカワイ・レナード(29)は試合開始直前に腰痛を訴えて欠場した。

 ナゲッツは敵地ミルウォーキーでバックスを128―97(前半64―50)で退けて20勝15敗。6季目のセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)が37得点、10リバウンド、11アシストで今季9回目、通算では50回目のトリプルダブルを達成してチームは3連勝を飾った。

 東地区全体3位のバックスの連勝は5でストップ。ここ4試合連続で35得点以上を記録していたヤニス・アデトクンボ(26)は27得点にとどまり、今季最大点差(31)での敗戦となった。

 <2日の結果>
グリズリーズ(16勝15敗)125―111*ウィザーズ(13勝20敗)
*セルティクス(18勝17敗)117―112クリッパーズ(24勝13敗)
ホークス(15勝20敗)94―80*ヒート(17勝18敗)
*スパーズ(18勝13敗)119―93ニックス(18勝18敗)
ナゲッツ(20勝15敗)128―97*バックス(21勝14敗)
サンズ(23勝11敗)114―104*レイカーズ(24勝12敗)
 *はホームチーム

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