組織委が高橋尚子さんら新女性理事12人を選任 橋本会長「さまざまな分野で活躍している方々」

[ 2021年3月3日 17:51 ]

元陸上選手の高橋尚子さん
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は3日、都内で評議員会を開き、理事の上限人数を35人から45人へ引き上げる定款の変更を承認し、新たに女性理事12人を選任した。女性理事はこれまでの7人から19人に増え、理事会の女性比率は従来の約20%から約42%に増加した。新たな女性理事はマラソン五輪金メダリストの高橋尚子さん、パラリンピックのアルペンスキー金メダリストの大日方邦子さん、元外務省経済局長で日本ラグビー協会理事の斎木尚子さん、アイヌ文様の刺しゅうを通じてアイヌ文化を発信している「登別アシリの会」代表の芳賀美津枝さんらが選ばれた。

 評議員会後に会見した橋本聖子会長は「さまざまな分野で活躍している方々にぜひ参加していただきたいと人選させてもらった」と説明した。理事の人数上限を増やして女性比率を上げることを優先した理由については「人数を増やせばいい、比率を上げればいいということではない。スポーツ全体、国も含めた社会全体が1つの発信をすることを考えた時に、大変な影響を及ぼすことになるという中で、早急にまずは42%まで上げさせていただいた」と語り、「大事なのは何をなすべきか。理事会の開催は数が限られるが、日々リモートやヒアリングで専門家の方々に意見や提言をいただき、まとめていくことが重要と思っている。しっかりと発信していきたい」と今後の見通しを述べた。

 新たな女性理事12人は以下のとおり。

 大日方邦子(日本パラリンピアンズ協会会長、日本障がい者スポーツ協会理事)
 斎木尚子(東大公共政策大学院客員教授、日本スケート連盟副会長、日本ラグビー協会理事)
 佐々木かをり(イー・ウーマン代表取締役社長)
 白石弥生子(東京都障害者スポーツ協会会長)
 白波瀬佐和子(東大大学院人文社会系研究科教授)
 高橋尚子(JOC理事、日本陸連理事)
 芳賀美津枝(登別アシリの会代表)
 林いづみ(桜坂法律事務所パートナー弁護士)
 日比野暢子(桐蔭横浜大スポーツ健康政策学部教授、ウースター大スポーツエクササイズ学部名誉教授)
 籾井圭子(JOC常務理事)
 矢野晴美(国際医療福祉大医学部医学教育統括センター副センター長・教授)
 來田享子(中京大スポーツ科学部教授)

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