CAS、イランへの処分取り消し 審理の差し戻しを発表

[ 2021年3月3日 05:30 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は1日、国際柔道連盟(IJF)がイラン連盟に科した無期限資格停止処分を取り消し、IJFに審理を差し戻すと発表した。

 IJFはイラン連盟が19年世界選手権東京大会で男子81キロ級代表のサイード・モラエイに対し、敵対国イスラエルの選手との対戦を棄権するように圧力をかけたとして処分。CASは制裁は妥当とする一方、無期限資格停止は法的根拠がないと結論づけた。亡命したモラエイはモンゴル代表として東京五輪出場を目指している。

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2021年3月3日のニュース