春場所で進退懸かる鶴竜「順調にきている」 合同稽古で御嶽海に16戦全勝

[ 2021年2月21日 05:30 ]

御嶽海と三番稽古する鶴竜
Photo By 代表撮影

 大相撲の合同稽古が20日、東京・両国国技館の相撲教習所で始まり、4場所連続休場中の横綱・鶴竜(35=陸奥)が小結・御嶽海と三番稽古を行い、16戦全勝だった。立ち合いから素早くまわしを引いたり、前みつを奪って引きつけながら出る相撲などを確認。昨年12月の合同稽古では相撲を取らなかっただけに「今のところは悪くはない。(痛めた腰は)順調にきているので、このままいきたい」と明るい表情で話した。

 昨年11月場所後の横綱審議委員会では「注意」の決議を受け、1月の初場所も全休。春場所(3月14日初日、両国国技館)は進退が懸かる。「やっと(体が)元気になってきた。(実戦)感覚はつかんでいくしかない」と意欲を示した。

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2021年2月21日のニュース