トヨタ自動車が1点差逃げ切り 豪代表主将フーパ―&元NZ代表主将リードが豪華競演

[ 2021年2月21日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第1節   トヨタ自動車34-33東芝 ( 2021年2月20日    パロ瑞穂ラ )

<トヨタ・東芝>後半、途中出場しタックルをかわし突進するトヨタ・マイケル・フーパー(撮影・後藤 正志)
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 トヨタ自動車に加入した29歳の現役オーストラリア代表主将、フランカーのマイケル・フーパーもトップリーグデビューした。背番号20をつけて後半10分から登場。東芝の猛反撃に劣勢を強いられる中、軽快なランからハンドオフで1人を外してオフロードパス、十八番のジャッカルでターンオーバーと、高いスキルを披露した。

 規定により外国籍選手(日本代表、日本代表の可能性がある選手など除く)の同時出場は2人までで、この日は元ニュージーランド代表主将のNo・8リードと南アフリカ代表のFBルルーが先発。ルルーが脳振とうの検査でピッチを出たためフーパーの出場が可能となり、リードとの“共演”が開幕戦から実現した。

 ライバルチームの主将同士で戦ってきただけに「同じチームでプレーできるとは夢にも思わなかった」と感慨深げ。1点差で逃げ切っての白星発進に「思ったよりもフィジカルな試合でボールの動きも速かったが、最後の1秒まで頑張って初戦を勝てたのはうれしい」と喜んだ。

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