池江璃花子 50バタフライは予選トップ通過 26秒38で日本選手権参加標準記録も突破

[ 2021年2月21日 11:08 ]

競泳・東京都オープン最終日 ( 2021年2月21日    東京辰巳国際水泳場 )

池江璃花子
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 白血病からの完全復活を期す池江璃花子(20=ルネサンス)が21日、東京都オープン女子50メートルバタフライの予選5組に登場。26秒38で同組1位となり、全体1位で決勝に進出した。

 25秒11の日本記録を持つ池江はスタートで飛び出すと伸びを見せ、2位以下に1秒以上の差をつけてフィニッシュ。4月の日本選手権(3~10日、東京アクアティクスセンター)の参加標準記録も難なく突破した。

 昨夏の復帰から5戦目。大会初日には復帰後初となる19年1月以来の100メートルバタフライに出場した。59秒44で3位に入ったが、16年リオデジャネイロ五輪で5位に入った本命種目の内容に「自信をなくしかけたのが正直な気持ち」と吐露。東京五輪代表選考を兼ねる日本選手権は50、100メートル自由形も突破しているが、出場種目については「(西崎勇)コーチと話をして今後検討して決めたい」としている。

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2021年2月21日のニュース