神鋼、「新鮮力」で白星発進 徳田&スミスの「TLデビュー組」がトライ

[ 2021年2月20日 19:04 ]

ラグビー・トップリーグ第1節第1日   神戸製鋼47ー38NEC ( 2021年2月20日    花園ラグビー場 )

NEC戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた神鋼SH徳田

 9点差で辛勝した神戸製鋼のSH徳田健太(27)が、トップリーグデビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチを獲得した。0―7の前半8分、プロップ中島のトライに絡んだ。

 SOパーカーが中央ライン付近から蹴ったNECデフェンス裏への“ちょん蹴り”をサポート。弾んだボールを1度足にかけた後に抑え、その後の展開が同点につながるトライになった。

 「チーム一走れる男」を目指してオフの間に走り込んだことで、入社5年目で開幕スタメンをつかんだ。その後も豊富なスタミナでラックに素早く寄り、テンポのいい攻撃を生み出した。後半36分に退くまで、チームの7トライに貢献した。デーブ・ディロンヘッドコーチは「いいプレーをしてくれた。マン・オブ・ザ・マッチを獲得したことでも分かると思う」と称えた。

 ニュージーランド代表84キャップのWTBベン・スミスは、28―26の後半3分に日本初トライを挙げるなど仕事を果たした。

 昨季限りで退団した世界的名手、SOダン・カーターがこの日、自身のSNSで引退を表明した。人材を駆使して、その穴を埋めていく。

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2021年2月20日のニュース