初優勝を目指すトヨタ自動車 東芝の猛追を振り切り1点差で辛勝 

[ 2021年2月20日 16:11 ]

ラグビートップリーグ第1節   トヨタ自動車34―33東芝 ( 2021年2月20日    パロ瑞穂ラ )

<トヨタ・東芝>前半、先制のトライを決め祝福されるトヨタ・ヘンリー・ジェイミー(右二人目)(撮影・後藤 正志)
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 トップリーグラストシーズンで初優勝を目指すトヨタ自動車がホームに過去5度優勝の東芝を迎え、1点差で辛勝して白星発進した。

 先手はトヨタ。前半4分、敵陣の左ラインアウトから右へ展開すると見せかけて左へパス。WTBヘンリーが抜け、ポスト左へ先制トライを挙げた(7―0)。12分には自陣で相手がロストしたボールをFBルルーが拾い、約80メートルを独走して右中間へトライを決めた(14―0)。26分にはフランカー佐藤が裏へ出て、フランカーのラウタイミが右隅へ(21―0)。しかし、東芝も30分、左ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、フランカーのトッドが左中間に抑えた(21―7)。トヨタは34分、SOクロニエがPGを決め、24―7で前半を折り返した。

 トヨタは後半4分にクロニエのPGで27―7とし、9分からは新加入のオーストラリア代表フランカー、フーパーが登場。しかし東芝は11分、相手ゴール前スクラムからタマニバルのトライで27―14、16分には相手ゴール前ラックのこぼれ球を途中出場のSHストラトンが左中間で抑え、27―21と詰め寄った。トヨタも19分、WTB高橋汰が右中間へトライを決めて34―21。だが、東芝は29分、オフロードパスの連発から途中出場のラベマイが左中間へ抑え、35分にも粘り強いつなぎからフランカーのリーチが右中間へトライを決めて34―33と1点差に。それでもトヨタは最後、必死のボールキープで逃げ切った。

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2021年2月20日のニュース