ナゲッツのマーリーが“珍記録”を樹立　フリースロー「試投0」で自己最多の50得点

フリースローなしに史上初めて50得点を記録したナゲッツのマーリー（AP）
Photo By ＡＰ

　NBAで5季目を迎えているナゲッツのガード、ジャマール・マーリー（24）が19日にクリーブランド（オハイオ州）で行われたキャバリアーズ戦で自己記録を「4」上回る50得点をマーク。フィールドゴール（FG）を25本中21本（うち3点シュートは10本中8本）成功させての“大台”到達だが、フリースロー（FT)を1本も放つことなしに50得点以上をマークしたのは史上初めてとなった。

　試合は120―103（前半69―50）でナゲッツが3試合ぶりに白星をものにして16勝13敗。オールスターゲームでの先発が決まったセンターのニコラ・ヨキッチ（25）は16得点、12リバウンド、10アシストで今季7回目のトリプルダブルを達成した。

　マーリーは8本の3点シュートのうち第4Qに4本を集中。残り2分40秒にダンクを決めたところで50得点目を記録した。なお同選手の今季の1試合平均FT試投数は3・4本。成功率は80・9％だった。

　キャバリアーズは9連敗で10勝20敗。ここ12戦では11敗目を喫した。

　なお球宴先発が決まった76ersのセンター、ジョエル・エンビード（26）もシカゴでのブルズ戦で、マーリー同様に自己最多の50得点をマークして112―105（前半58―53）での勝利（20勝10敗）に貢献している。