トヨタの豪州代表フーパーがトップリーグデビュー NZ代表リードと豪華キャプテン共演

[ 2021年2月20日 17:36 ]

ラグビートップリーグ第1節   トヨタ自動車(勝ち点4) 34―33 東芝(勝ち点1) ( 2021年2月20日    パロ瑞穂ラ )

<トヨタ・東芝>後半、途中出場し突進するトヨタ・マイケル・フーパー(撮影・後藤 正志)
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 トヨタ自動車は最大21点差をつけながら、最後は1点差で冷や汗ものの逃げ切りだった。今季加入した現役オーストラリア代表主将、フランカーのマイケル・フーパーは背番号20のリザーブスタートで、後半10分からの出場。19年W杯までニュージーランド主将を務めたキアラン・リードと、同じチームでの同時プレーが開幕戦から実現した。

 フーパーはアタックではハンドオフで1人外してからのオフロードパス、ディフェンスでは得意のジャッカルでターンオーバーも披露。オーストラリア代表ワラビーズの最大のライバル、ニュージーランド代表オールブラックスの主将リードとの“共演”に「リードとはたくさん試合をしたけど、同じチームでプレーできるとは夢にも思わなかった」と笑顔。トップリーグデビュー戦を「とてもフィジカルで、ボールの動きも速いゲームだった。東芝は本当に強いチームで押されたが、トヨタも最後まで耐えた」と振り返り、新型コロナウイルスの影響による1年ぶりの実戦を「フィールド外のコミュニケーションが重要だけど、そういった状況だったからこそ初戦に勝ててうれしい」と話した。

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2021年2月20日のニュース