錦織、12年ぶり初戦敗退も内容に手応え「復帰の道のりとしては悪くない」

[ 2021年2月8日 19:56 ]

テニス全豪オープン第1日 ( 2021年2月8日    オーストラリア・メルボルン )

ショットを放つ錦織圭(AP)
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 男子シングルス1回戦で世界ランキング42位の錦織圭(31=日清食品)は同16位のパブロ・カレニョブスタ(29=スペイン)に5―7、6―7、2―6でストレート負けした。4大大会の初戦敗退は15年全米オープン以来、全豪での初戦敗退は09年以来12年ぶり。

 以下、錦織の記者会見での一問一答。

 ――試合を振り返って
 「3セット目は別にしても、今までにないくらい勝てるんじゃないかって思える出だしだった。それくらい捉える感覚と球筋は良かった。相手も簡単にミスしてくれないし、彼のプレーは確実に良くて強いと思った。自分のプレーが良かったのでそんなに落胆はしていないですけど」

 ――上位の選手と闘って手応えを得た?
 「先週の2試合(ATPカップ)はちょっと不安すら感じる試合が続いたので。きょうに関しては去年も含めて一番良いプレー内容だったので、あとは大事なポイントでのプレーだったり、エラーが多いので減らさないといけない。サーブも課題かなと思う」

 ――2週間の隔離の影響は?
 「先週の体は若干重かったですね、それが響いているのはあるかもしれない。久しぶりの試合だったので筋肉痛だったり重みは出ていた。でもプレーに影響するほどではなかったので。今こうやって良いプレーが出始めてくると、先週(隔離で)打てなかったのはつらかったなとか考えることはあります」

 ――世界ランキングトップ10復帰への道のり
 「それはもちろんタフな道のりだとは思っています。今年できるかは分からないけど。先週だったら戻れるか見えなかったけど、きょうの自分のプレーがもうちょっと良くなればできそうかなっていうのは若干見えてきたので、復帰の道のりとしては悪くはないかなと思います」

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2021年2月8日のニュース