ウィザーズが2試合連続で完敗 八村は今季自身最少の5得点 また3度ブロックされる

[ 2021年2月8日 05:36 ]

ホーネッツのブリッジズをマークするウィザーズの八村(AP)
Photo By AP

 NBAウィザーズは7日、敵地シャーロット(ノースカロナイナ州)で昨季2勝1敗のホーネッツと対戦したが97―119(前半52―69)で敗れて5勝15敗。5日のヒート戦は27点差で敗れたが、この日も勝機は見いだせなかった。

 今季13試合目の出場となった八村塁(22)は23分出場したがフィールドゴール(FG)の成功は6本中、今季12本目の3点シュートによる1本のみ。今季自身最少の5得点にとどまった。5日のヒート戦に続いてまたしても3度のブロックショットを浴びるなどオフェンスでは苦闘。第2Qはゴール下でテリー・ロジアー(26=185センチ)とコーディー・ゼラー(28=211センチ)、そして第3Qは右手によるフックショットをビスマック・ビヨンボ(28=203センチ)に阻止された。出場時間帯のスコアはチーム・ワーストのマイナス29。第3Q終了時点で29点差がついたため、これも2試合連続で第4Qに出場機会はなかった。

 リーグ・ワーストの121・2失点とディフェンスに大きな課題を残しているウィザーズの前半での60失点以上は7試合連続で今季14回目。後半に入って変則ゾーン・ディフェンスで流れを変えようとしたが、点差は縮まらなかった。ヒート戦で今季最少の7得点に終わったブラドリー・ビール(27)は31得点、ラッセル・ウエストブルック(32)は12得点、11リバウンド、9アシスト。チームの3点シュート成功は40本中9本(成功率22・5%)と低調だった。

 ウィザーズは8日にシカゴでブルズと対戦してロード4連戦を終了。10日には地元ワシントンDCで渡辺雄太(26)が所属しているラプターズと対戦する。

 3点シュートを本36中15本成功させたホーネッツは11勝13敗。ロジアーが5本の3点シュートで26得点、ゴードン・ヘイワード(30)が25得点、ドラフト全体3番目に指名されたガードのラメロ・ボール(19)は19得点、7リバウンド、5アシストをマークして3試合ぶりに白星を挙げた。

 西地区全体首位のジャズは敵地インディナポリスでペイサーズを103―95(前半47―47)で下して4連勝で19勝5敗。ここ15戦で14勝目を飾り、同2位レイカーズ(18勝6敗)に1ゲーム差をつけた。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分25秒=2得点)
*4分36秒・フリースロー2本=○○
 ▼第2Q(出場7分21秒=無得点)
(1)6分1秒=インサイドに飛び込んでゴール下=×
(2)6分3秒=自身が外したシュートを再度押し込むもロジアーにブロックされる=×
(3)6分36秒・右ベースライン際からドライブしてゴール下。ゼラーにブロックされる=×
(4)11分59秒・ゴール下=×
 ▼第3Q(出場8分9秒=3得点)
(5)2分40秒・右コーナーから3点シュート=○(アシスト・ウエストブルック)
(6)7分53秒・右サイドからドライブして右手でフックに持ち込むもビヨンボにブロックされる=×

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月8日のニュース