37歳・竹内智香、3位で10季ぶり表彰台 強風でコース状況劣悪もベテランの技見せた

[ 2021年2月8日 05:30 ]

竹内智香
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 スノーボードW杯パラレル回転は7日、ロシア・バンノエで行われ、女子は14年ソチ冬季五輪パラレル大回転銀メダリストで37歳の竹内智香(広島ガス)が3位に入った。パラレル回転の表彰台は11年3月の2位以来、10季ぶり3度目。W杯で3位以内に入るのは4季ぶり。竹内は予選を13位で突破。準決勝でジュリー・ツォク(スイス)に敗れたが、3位決定戦を制した。ツォクが優勝。三木つばき(CATALER)は予選17位で敗退した。

 3季ぶりに戦うW杯で、復帰後初となる表彰台に立ったのは苦手種目の方だった。竹内はパラレル回転で3位。強風のためコース状況は劣悪で、競技進行は大幅に遅れたが、百戦錬磨のベテランは引き出しの多さを武器に奮闘し、機敏さが求められるこの種目では実に10季ぶりのメダルを手にした。前回平昌冬季五輪後は草大会にさえ出場しない期間が長かったが、驚異的な速さでブランクを埋めている。

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2021年2月8日のニュース