大坂なおみ 開幕戦でストレート完勝、2年ぶりVへ好発進

[ 2021年2月8日 10:22 ]

女子テニス 全豪オープン第1日 ( 2021年2月8日    オーストラリア・メルボルン )

<全豪オープンテニス第1日>開幕戦となった女子シングルス1回戦に登場した大坂なおみ(AP)
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 テニス4大大会初戦の全豪オープンは8日、メルボルンで開幕した。女子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は、センターコート第1試合の開幕戦に登場。同39位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(29=ロシア)と対戦し、6―1、6―2のストレート勝ちで1回戦を突破、6年連続の2回戦進出を決めた。2回戦では、世界ランキング43位のキャロリン・ガルシア(27、フランス)と対戦する。

 第1セットは、第1ゲームをキープすると第2ゲームをいきなりブレーク。第4ゲームでも再三のジュースの末にブレークに成功した。続く第5ゲームでブレークバックを許したが、第6ゲームを再びブレーク。第7ゲームを難なくキープし、第1セットを6―1で先取した。

  第2セットは、1ゲームオールで迎えた第3ゲームをブレークし、第4ゲームをラブゲームでキープ。その後、互いに1ゲームずつをキープし、第7ゲームをブレーク。第8ゲームをキープし、このセットを6―2で奪って勝利した。

 全豪の前哨戦となったギプスランド・トロフィーでは順調に4強入りしたが、右肩の違和感を理由に準決勝を棄権。「休養を優先した。たいしたことはない」と説明した。ほかにも、セレーナ・ウィリアムズ(39=米国)ビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)ら有力選手が棄権。今年は新型コロナウイルス対策としてオーストラリア入りした選手に14日間の隔離が義務づけられ、全豪の前週に前哨戦が組まれる過密日程だったため、いずれの選手も“本番”に備えてコンディション面で大事を取ったものとみられている。

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