十種競技の逸材・丸山優真が夢授業 「夢は逃げない。逃げるのは自分自身」

[ 2021年2月8日 15:57 ]

陸上の多田修平(右)と丸山優真が大阪市内の小学校で特別授業をした
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 陸上十種競技のホープ、丸山優真(22=日大)が8日、短距離の多田とともに大阪市内の小学校で特別授業をした。

 さすが“大阪人”というべきか。巧みな話術で、生徒の心をあっという間につかんだ。体育館での講演は、歓声あり、笑いあり。走り幅跳びの自己記録7メートル53を、7歩強の歩測で「これくらいですね」と示すと、6年生73人から感嘆の「おー」。棒高跳びは「信号機ぐらいの高さ」、やり投げのやりの重さは「野球の硬球の5倍ぐらい」といった具合に、分かりやすい例えをするのたびに声が響いた。子どもたちに馴染みが薄い十種競技を、動画を使いながら分かりやすく説明。“面白動画”を挿入して笑いを取るなど、心憎い演出が光った。

 子どもたちへのメッセージも熱かった。

 「夢や目標は逃げません。夢や目標から逃げるのは、自分自身です。君たちには絶対に追いかけてほしいし、自分はそういう思い出取り組んで、高校、大学で日本一になりました」

 大阪・信太高を出て日大に進んだ。日大3年時に胸椎椎間板ヘルニアを発症して、「次に発症すれば下半身不随になる」とドクターストップをかけられながらも復帰。東京五輪の出場だけでなく、24年パリ五輪では「メダルを目指す」と公言する大器だ。

 1メートル94の長身で、「できないスポーツはない」と胸を張る“身体能力オバケ”。陸上競技を全うした暁には、Jリーグ挑戦の野望を抱いていて、毎日、サッカーの自主練習をしているという。4月からは住友電工へ進む。類い希な能力と明るいキャラクターで、活躍が浸透すれば、人気が出そうだ。

 丸山と多田が参加した「夢・授業」は、大阪市が主催。アスリートが講師を務め、体験談や実技指導をすることで、子どもたちに夢を持つ素晴らしさなどを伝える。

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