大坂なおみ 2年ぶりVへ開幕戦でストレート完勝「スタンドに人がいてくれてうれしかった」

[ 2021年2月8日 10:24 ]

女子テニス 全豪オープン第1日 ( 2021年2月8日    オーストラリア・メルボルン )

<全豪オープンテニス第1日>開幕戦となった女子シングルス1回戦に登場した大坂なおみ(AP)
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 テニス4大大会初戦の全豪オープンは8日、メルボルンで開幕した。女子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は、センターコート第1試合の開幕戦に登場。同39位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(29=ロシア)と対戦し、6―1、6―2のストレート勝ちで1回戦を突破、6年連続の2回戦進出を決めた。2回戦では、世界ランキング43位のキャロリン・ガルシア(27、フランス)と対戦する。

 試合後、大坂は、オンコートインタビューで「試合前は、緊張しました。ここで以前プレーしたことがあり、パブリュチェンコワとも戦ったことがありましたが、手際い相手でした」と振り返り、優勝した昨年9月の全米オープンは無観客開催だったため「とにかくスタンドに人がいてくれてうれしかった。ニューヨークではさびしかったので」と有観客での試合に笑顔を見せた。

 また、バックコートでは、「きょうはサーブリターンがよかったです。すべてのポイントでしっかりとヒットすることができました。相手にサービスゲームを取られないようにすることを心掛けました」と言い、「もうちょっと初戦は楽な相手だったらよかったんですが、今の状況の中ではよくできたと思います」と自身のプレーを評価。そして、「とにかく相手を動かさないといけないと思っていました。なので、ショットに角度をつけるようにしました」と戦術を明かしていた。

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