大会新Vの一山、ペースメーカー川内らの鼓舞に感謝「引っ張ってくれました」

[ 2021年1月31日 14:50 ]

<大阪国際女子マラソン>6周目で前田穂南を引き離して単独で先頭に立った一山麻緒(撮影・北條 貴史)
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 大阪国際女子マラソンは31日、新型コロナウイルス対策のため、従来の市街地を巡るコースから長居公園内の周回コース(1周2・8キロを約15周)に変更して行われた。

 東京五輪代表の一山麻緒(23=ワコール)が2時間21分11秒の大会記録で優勝。同代表の前田穂南(24=天満屋)は自己記録の2時間23分30秒で2位だった。

 今大会は史上初めて川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)ら男子選手がペースメーカーを務めた。川内、岩田勇治(33=三菱重工)がトップの一山をゴールのヤンマースタジアム長居前までけん引。ペースが落ちた際は振り返って鼓舞し、側溝などの障害物を事前に教える様子も見られた。一山はゴール後に川内らと笑顔で言葉を交わし、「“いけるよ”とか“頑張れ頑張れ”という風に引っ張ってくれました」と感謝していた。

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2021年1月31日のニュース