松山 119位から40位急浮上、パット好調「伸ばせたのは大きかった」

[ 2021年1月31日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズインシュアランス・オープン第2日 ( 2021年1月29日    カリフォルニア州 トーリーパインズGC ノースC=7258ヤード、パー72 サウスC=7765ヤード、パー72 )

ファーマーズインシュアランス・オープン第2ラウンド、通算2アンダーで40位に浮上した松山(AP)
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 119位からノースCを回った松山英樹(28=LEXUS)は7バーディー、3ボギーの68と伸ばし、通算2アンダーの40位に浮上した。首位とは7打差。同じくノースCの小平智(31=Admiral)は73と振るわず、通算イーブンパーで予選落ち。サウスCで65をマークしたビクトル・ホブラン(23=ノルウェー)が通算9アンダーで首位に立った。

 中盤から雨風が強くなる悪条件下で4つスコアを伸ばした。初日の119位から40位にジャンプアップ。松山は「ショットは全然良くなかったけど、7番くらいまではパッティングが良かったので。そこで伸ばせたのは大きかった」と好スコアの要因を口にした。

 コースは異なるが、初日のパット数「31」に対してこの日は「26」。4番で3メートル、6番で1・5メートル、7番で2メートルとチャンスを決め切った。13番では12メートルを沈めてバーディー。最終18番ではボギーとしたが、2段グリーンの下の段から12メートルのパーパットの距離感は合っていた。「最後もあまりいいパッティングではない中で(タッチが)合っているというのは、少し良くなってきている証拠かなと思う」と前向きに捉える。

 決勝2日間は、6月の全米オープンの舞台でもあるメインコースのサウスCで戦う。「そこまで期待ができるゴルフはしてないけど、1日たてば全然変わることもある。トップもそこまで離れてないので頑張りたい」と、さらなる上位を見据えた。

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2021年1月31日のニュース