野口みずきさん 自身の日本記録更新されず「ちょっとホッとしたり、複雑な心境」

[ 2021年1月31日 17:18 ]

大阪国際女子マラソン ( 2021年1月31日    大阪市・長居公園周回~ヤンマースタジアム長居 42・195キロ )

野口みずきさん
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 大阪国際女子マラソンが31日、大阪市・長居公園内スタートし、ヤンマースタジアム長居でフィニッシュする周回コース(42・195キロ、1周2・8キロを約15周)で行われ、東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(23=ワコール)が大会新記録の2時間21分11秒で初優勝した。同代表の前田穂南(24=天満屋)は自己記録の2時間23分30秒で2位だった。

 今大会は男子選手がペースメーカーを務め、野口みずきさんが持つ2時間19分12秒の日本記録に近いペースが設定された。テレビ解説をしながら五輪代表組の走りを見守った野口さんは「レース前半までは(日本記録が)出るかもしれないとそわそわしていましたね。そろそろ更新されても良いんじゃないかと言ってきたけど、更新されなくてちょっとホッとしていたり、複雑な心境」と本音を吐露。一方で「世界との差は広がりつつあるので2時間20分を切る選手が少ないのは寂しさを感じる」とし、有森裕子さん、高橋尚子さんらと競い合って築いた2000年代の女子マラソン黄金期を振り返り「ライバル同士で切磋琢磨して世界との距離をどんどん縮めていって欲しい」とエールを送った。

 04年アテネ五輪金メダルの野口さんは、新型コロナウイルスで開催が不透明な東京五輪を目指す選手たちについても「行われるのか行われないのか、選手は厳しい状況ではあると思う」と言及。それでも「どの選手も凄くポジティブな考え方が多いので、しっかりモチベーションと希望を持ってレベルを上げていって欲しい」と話し、周回コースというイレギュラーな大会で力走した一山と前田にも「日本の女子マラソンが強くなるために必要な存在。五輪が本当に楽しみ」と期待を寄せた。

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