【林享の目】池江は筋力ついてテンポを上げれば個人での代表狙える

[ 2021年1月24日 05:30 ]

競泳・北島康介杯 第2日 ( 2021年1月23日    東京辰巳国際水泳場 )

女子100メートル自由形予選、力泳する池江璃花子(撮影・小海途 良幹)
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 池江は昨年10月のインカレの時よりも確実に力をつけている。インカレのリレーで100メートルを泳いだ後に疲れた表情を見せていたが、この日は笑顔もあって余裕を感じた。体力はだいぶついているのだろう。

 まだ以前と比べれば体の線は細い。パワーを使って泳ぐというよりは、大きなストロークで技術を使って泳いだ印象だ。他の選手と比べてもテンポはゆっくりで、200メートルや400メートルを泳いでいるかのようだった。途中でテンポを上げようともしなかった。それで55秒台は好タイムと言える。

 筋力がさらについてくれば、テンポを上げて泳ぐこともできるだろう。スタートやターンで壁を蹴るところでも、まだタイムを向上できる。4月の五輪選考会では100メートル自由形で400メートルリレーの派遣標準記録を突破することが一つの目標になると思うが、あと数カ月で1秒は縮められると思うし、個人での代表も狙えるチャンスがあると思う。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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