初優勝を飾った大栄翔は「正義感の強い男」 後援会が明かす人柄とエピソード

[ 2021年1月24日 20:44 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2021年1月24日    東京・両国国技館 )

大栄翔が初優勝し歓喜の母・恵美子さん(中央左)と兄・一直さんら(撮影・会津 智海)
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 埼玉県出身力士として初の優勝を飾った大栄翔(27)の地元・朝霞市では、大栄翔の家族ら後援会会員を中心とした仲間たちがテレビ観戦し、喜びを分かち合った。

 朝霞駅前の中華料理店。優勝の瞬間は喜びに満ちあふれた。新型コロナウイルスの影響で大声が出せない中、感染対策を徹底して拍手で祝福。後援会会員の榎本良典さん(59)は涙を流して喜んだ。娘が大栄翔と小学校時代の同級生。低学年だった娘がひき逃げに遭った時には、ともに下校していた大栄翔の迅速な対応により榎本さんまで事故のことが伝わったという。それがきっかけで解決に至ったと振り返り「昔から正義感の強い男だった。うそをつなかい。真面目」と明かした。

 そんな誠実な大栄翔を応援し続けている榎本さん。「いや~、もう涙ですよ」と、後援会メンバーたちとエアタッチを交わした。

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2021年1月24日のニュース