【体操】橋本大輝、鉄棒で逆転0・216点差 内村航平以来史上2人目の6連覇達成

[ 2026年4月20日 05:15 ]

体操全日本個人総合選手権最終日 ( 2026年4月19日    群馬・高崎アリーナ )

6連覇を決めた橋本(左から2人目)は雄叫びを上げ、岡(右から2人目)は悔しげな表情(撮影・河野 光希)
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 10月の世界選手権(オランダ)の代表選考を兼ねて男子決勝が行われ、東京五輪2冠の橋本大輝(24=日本生命・セントラルスポーツ)が予選との合計170・114点で内村航平以来史上2人目の6連覇を達成した。床運動でミスが出るも得意種目の鉄棒で全体1位の15・000点をマークして逆転に成功。岡慎之助(22=徳洲会)が0・216点差で3年連続の2位となった。5月のNHK杯(東京)が最終選考会となっている。

 最終種目の鉄棒に挑む橋本に、不思議な感覚が宿った。「完璧にやったら、面白いくらい気持ちいいだろうな」。岡に次ぐ2位で迎えながら雑念が一切消えた。G難度のカッシーナ、リューキンを次々と成功。全体1位の15・000点を叩き出し、今季導入された難度を示すDスコア6種目合計に応じた加点で0・30点の上積み。土壇場で逆転に成功し「めちゃくちゃ楽しかった。ホッとしている」と笑顔で語った。

 東京五輪で金メダルを獲得した鉄棒で新感覚を得た。冬場から離れ技を繰り出す直前に、バーを押す技術を体得。「しなりを100%生かせるようになった。鉄棒が体の一部」と手応えを語る。滞空時間が長くなり「落ちる感覚がなかった」。最大の得点源をさらに磨き上げた。

 1種目目の床運動で33位と沈み、一時は岡にトップを譲った。それでも、後半の巻き返しで6連覇の偉業を達成。10連覇した内村航平さんの凄さも実感するが、レジェンドと自分を重ね合わせることはしない。「引退する時に“橋本はやっぱりうまかった”と思われればいい。演技で魅せていけば、その域に到達できる」。今季も最高のスタートを切り、新たな決意も打ち立てた。

 ▽体操の世界選手権代表選考 男女ともに5枠で、男子は全日本選手権の得点を持ち点に争うNHK杯で上位3人が決定。1、2位は愛知・名古屋アジア大会代表も兼ねる。団体総合の戦力となる種目特化枠で2人を選ぶ。女子は全日本の得点の半分を持ち点とするNHK杯で上位4人が決定。1~3位はアジア大会代表も兼ねる。残り1人は団体総合のチーム貢献度で選ぶ。

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