原沢は右肋軟骨の負傷か 柔道井上監督「詳しくは診断必要」

[ 2021年1月16日 14:51 ]

男子100キロ超級の原沢久喜
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 柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会(11~13日、カタール・ドーハ)を終え、15日に選手らとともに帰国した男子日本代表の井上康生監督と同女子の増地克之監督が16日、オンライン会見に臨んだ。井上監督は2回戦敗退時に負傷した東京五輪100キロ超級代表の原沢久喜(百五銀行)の状態について、「脇腹というか、肋(ろく)軟骨あたりを少々痛めた。詳しくはドクターの診断が必要」と話し、右肩の負傷は否定した。

 日本勢としてコロナ下で初の国際大会となった今回は、帰国後も含めて5、6回のPCR検査を実施。バブルと呼ばれる外部と遮断した方式が採られ、1日たった50分だけの練習時間など、これまでとは大きく異なる環境を強いられた。ただ、井上監督は「だいたい想定していた内容だった。非常に厳格、厳重に管理された状況で、試合をできることはありがたかった」と話した。

 金メダル2つを獲得した女子については、増地監督が「不安と期待が入り交じっていたが、いざふたを開けると、6人は落ち着いて臨めていた。試合勘も想像以上に離れたブランクを感じなかった」と総括。ただし環境については「(検査などを)かなりストレスに感じる選手もいる。しっかり対応しないといけない」と述べた。

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2021年1月16日のニュース