石川佳純 苦しい展開でも「気持ちを切り替えられた」 高校生の挑戦退け4強入り

[ 2021年1月16日 15:14 ]

全日本選手権第6日  ( 2021年1月16日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球選手権 女子シングルス準々決勝>ポイントを奪い、髪を振り乱してガッツポーズの石川佳純(撮影・北條 貴史)
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 女子シングルス準々決勝が行われ、東京五輪代表の石川佳純(全農)は横井咲桜(四天王寺高)を4―1で下した。

 スーパーシードとして4回戦から登場した石川。6回戦までの全試合をストレートで制し、順調に勝ち進んできた。

 この日は第1ゲームをジュースの末に12―10で先取。しかし第2ゲームで1―11と奪われてしまう。それでも第3ゲームで11―7、第4ゲームで11―8と修正。最後は第5ゲームを11―6で制し、高校生の挑戦を退けた。

 序盤は苦しい場面もあり「(ゲームカウント)1―1になって厳しい展開が続いていたんですけど、なんとか我慢して勝つことかできてうれしいです」と振り返った。「相手選手をパワフルにプレーさせないように意識しました」という。第2ゲームを落としても「逆に気持ちを切り替えられた」。

 これで4強入りとなり、準決勝に駒を進めた。準決勝と決勝は、あす17日に行われる。石川は準決勝で木原美悠(JOCエリートアカデミー)と対戦。「このままの調子で明日はもっと思いっ切りやりたい」と前を見据えた。

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2021年1月16日のニュース