正代 1差離れん!通算300勝に驚きも「この調子で最後までいけたら」

[ 2021年1月16日 05:30 ]

大相撲初場所6日目 ( 2021年1月15日    両国国技館 )

押し出しで栃ノ心(手前)を破る正代 (撮影・白鳥 佳樹)  
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 カド番の正代が大関陣で唯一、白星を挙げた。立ち合いでもろ差しになって栃ノ心の体を起こすと、揺さぶって差し手を振りほどく相手に、体を寄せて再びもろ差しになった。落ち着いて押し出して元大関を退け、「立ち合いからもろ差しになれて対応も落ち着いていたと思う。全体的に足も動いている。この調子で最後までいけたら」と胸を張った。

 節目の通算300勝目に「いま初めて知りました」と驚きつつも、「勝ち星を積み上げていきたい」と意欲をのぞかせた。先場所痛めた左足首の不安も見せない内容。1敗を守り、カド番脱出まで残り3勝。「ここ一番のメンタルは弱いので、うまく付き合っていければと思う」と話した。

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