前年王者・宇田 まさかの初戦敗退…同僚発熱でドタバタ「自分のプレーが何もできず」

[ 2021年1月16日 05:30 ]

卓球全日本選手権第5日 ( 2021年1月15日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

昨年王者の宇田幸矢は高校生の鈴木笙に敗れてまさかの初戦敗退(撮影・北條 貴史)
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 卓球男子シングルス前年王者の宇田幸矢(19=明大)はコロナに振り回され、初戦となる4回戦で敗れた。高校生相手にフルゲームで敗れ「自分のプレーが何もできずに試合が進んだ」とうなだれた。

 前夜、同僚の明大選手1人が発熱しPCR検査を受けた。一夜明けて陽性が判明し、行動をともにした3選手が濃厚接触者として15日の試合を棄権。宇田は別行動だったために出場は許可されたが「朝まで試合に出られるか分からなかった」という。昨春には腰の疲労骨折を発症。半年間練習ができなかった不安に加え、チームの慌ただしい動きに、昨年の決勝で張本を圧倒した本来の力は発揮できなかった。

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2021年1月16日のニュース