東福岡“危な勝った” 後半29分に逆転勝ち 15大会ぶりの“元日敗戦”免れた

[ 2021年1月1日 13:47 ]

第100回全国高校ラグビー大会3回戦   東福岡28-26石見智翠館 ( 2021年1月1日    花園ラグビー場 )

花園ラグビー場
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 優勝候補の一角である東福岡(福岡第1)が石見智翠館(島根)に28-26で逆転勝ちをおさめ、辛くも準々決勝進出を決めた。

 先制トライを献上した東福岡は前半8分、ゴール前のラックからSH小野寛太がトライを奪い、ゴールも決まって同点。だが、前半14、17分と石見智翠館にトライを奪われ、前半は7-19とリードを許した。後半6分に反撃トライを奪うも、同8分には石見智翠館にまたも追撃トライを許す、苦しい展開。だが同14分にゴール前ラックからフッカー村尾幹太がトライを奪うと、試合終了が近づいてきた同29分、ゴール前のラックからプロップ本田啓が持ち込み、同点トライ。FB坂本公平のコンバージョンキックが成功して、28-26で逆転勝ちをおさめた。

 3回戦で敗退していたら、85回大会(2005年度)以来という久しぶりの“元日敗戦”だったが、シード校の意地を見せ、何とか土俵際で踏みとどまった格好。96回大会(2016年度)以来の優勝を目指す。

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2021年1月1日のニュース