昨季の決勝カード実現! 御所実SH登根「去年の思いも背負って」、桐蔭学園・佐藤主将「強み出せれば」

[ 2021年1月1日 17:10 ]

第100回全国高校ラグビー大会3回戦 ( 2021年1月1日    花園ラグビー場 )

花園ラグビー場
Photo By スポニチ

 準々決勝で早くも昨年の決勝と同じカードが実現した。

 雪辱を目指す御所実の竹田寛行監督(60)は普段と変わらない表情。「どこと当たっても一緒。花園に来て、強いチームとばかり当たって、みんなで成長して行こうっていうのをテーマにやってきました。生徒といっしょに切磋琢磨(せっさたくま)していこうと思います」と淡々とした口調で話した。

 2回戦からの2試合はともに先制を許してからの逆転勝ち。肉体面、体力面の消耗は大きいが、ゲームリーダーのSH登根大斗(3年)は「チームの調子は上がってます。去年の思いも背負ってしっかり勝ち抜きたいです」と今のチームの勢いに手応えを感じている。

 一方、受けて立つ桐蔭学園のNo・8佐藤健次主将(3年)は「どこが来ても今年は自分たちにフォーカスしてやるって決めていたので、試合でしっかり自分たちの強みを出せればいいなと思ってます」と泰然自若。1年生の時からチームの主力として準優勝、優勝を経験してきた日本の高校生世代を代表するプレーヤー。史上9校目の大会連覇へ自信が揺らぐことはない。

続きを表示

2021年1月1日のニュース