ラプターズの渡辺雄太がチームに残留 契約形態は…

[ 2020年12月20日 08:25 ]

ラプターズ残留が決まった渡辺雄太(AP)
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 NBAラプターズはプレシーズンを終えた19日にキャンプに参加していた20人の選手のうち3人を解雇。プレシーズン3試合で計30分出場して14得点を挙げた渡辺雄太(26)を残し、オーシェイ・ブリセット(22=201センチ)、ヘンリー・エレンソン(23=208センチ)、アリゼー・ジョンソン(24=201センチ)のフォワード3人をカットした。

 スポーツ系サイト「ジ・アスレチック」でラプターズの番記者を務めるブレイク・マーフィー記者によれば、昨季ラプターズで「2―WAY契約」を締結していたシューティング・ガードで3季目のポール・ワトソン(25=198センチ、過去2季で計10試合出場)が本契約(3季目は162万ドル=約1億7000万円)を結び、無保証の最低年俸でNBAでのプレーはできない「エグジビット10契約」でキャンプに参加していた渡辺は、グリズリーズ時代同様に「2―WAY契約」になるとしているが、現段階で契約形態は未発表。NBA専門サイト「HOOPS RUMORS」ではそのワトソンと、ドラフト2巡目(全体59番目)に指名した新人ガードのジェイレン・ハリス(22=196センチ)が「2―WAY契約」になるとしている。

 解雇されたブリセットは昨季19試合に出場。今後はウェーバーにかけられるが他球団からのオファーがない場合に30万ドル(約3100万ドル)は保証される。5万ドル(約520万円)が保証されるエレンソンは2016年ドラフトで全体18番目の指名選手。ピストンズなど3チームで計81試合の出場歴があった。ジョンソンも2018年ドラフトの全体50番目に指名された選手でペイサーズで計31試合に出場していた。

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2020年12月20日のニュース