高知中央が規則違反で失格 高校男子駅伝 区域外でのたすき受け渡し

[ 2020年12月20日 19:08 ]

第71回全国高校男子駅伝 ( 2020年12月20日    京都市・たけびしスタジアム京都発着 42.195キロ )

<高校駅伝 男子>   コロナ対策で二段階スタートになった高校駅伝男子      (撮影・成瀬 徹)  
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 全国高校駅伝は20日、京都市のたけびしスタジアム京都発着のコースで行われ、第71回大会の男子(7区間、42.195キロ)で、初出場の高知中央(高知)が、第2中継所で受け渡し区間外でのたすき引き継ぎがあり、規則違反で失格(記録なし)となった。

 3区の選手が中継線の手前でたすきを受けたため、2区と3区の選手の個人記録とチーム記録が抹消。それ以外の選手の個人記録は残る。中継所の監察主任が違反を目撃し、レース後に審判長らが映像などで確認し、同校の監督に伝えた。

 日本陸上競技連盟競技規則の同連盟駅伝競走基準では「たすきの受け渡しは、中継線から進行方向20メートルの間に手渡しで行わなければならず、中継所の手前からたすきを投げ渡したりしてはならない」「たすきを受け取る走者は、前走者の区域(中継線の手前の走路)に入ってはならない」と定めている。

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2020年12月20日のニュース