バスケ女子日本エースの渡嘉敷、右膝前十字じん帯断裂で五輪絶望

[ 2020年12月20日 05:30 ]

バスケ女子・エースの渡嘉敷来夢
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 バスケットボール女子WリーグのENEOSは19日、日本代表のエース渡嘉敷来夢(29)に右膝前十字じん帯断裂が判明したと発表した。今後は治療、リハビリに専念することになり、来年の東京五輪出場は絶望的な状況となった。16日に行われた皇后杯全日本選手権の富士通戦で負傷した。

 「100年に一人の逸材」と呼ばれ、最高峰の米プロリーグWNBAでもプレー経験がある。16年リオデジャネイロ五輪で8強入りに貢献。19年アジア・カップでは、18年のW杯銀メダルのオーストラリアを破るなど、4連覇。身長1メートル93で日本の弱点である高さを補える選手だった。渡嘉敷は「悔しい気持ちでいっぱいですが、また大好きなバスケットができる日を目標に一日一日を無駄にせず過ごしていきたい」とコメントした。

 日本協会の東野智弥技術委員長は「頭が痛い。渡嘉敷がいないと、普通のチームに見えてしまう」とショックを隠せなかった。

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2020年12月20日のニュース