「限界ではというのもあった」川内、復活気配の2位に「前向きな悔しさ」

[ 2020年12月20日 15:49 ]

防府読売マラソン ( 2020年12月20日    山口県防府市 ソルトアリーナ防府前~キリンレモンスタジアム陸上競技場の42・195キロ )

2位でゴールする川内優輝
Photo By 共同

 プロランナーの川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)が2時間10分26秒で2位に入った。2時間13分台で19位に沈んだ福岡国際マラソンから2週間で臨んだ大会で、復活のきっかけをつかんだ。フルマラソンを2時間20分以内で完走する「サブ20」は通算100回に達した。

 30キロ過ぎにペースメーカーが外れ、集団の先頭に立った川内は2年ぶりの優勝を狙えるポジションをキープ。しかし、優勝した丸山竜也(26=八千代工業)が38キロ手前から仕掛けたスパートにはついていけなかった。「優勝を狙っていたので残念だが、今の私の全力を出し切っての2位。自分らしい走りをして負けたのだから悔いはない。前向きな悔しさがあると思う」と総括した。

 昨年のプロ転向後はドーハ世界選手権29位など結果が出なかった。「悔しくて、情けなくて、限界じゃないかというのがあった」。今年はコロナ禍で参戦を予定していたレースが次々と中止となり、12月6日の福岡国際マラソンでも惨敗。だが、福岡で自身より3歳年上の岡本直己(中国電力)から練習方法を聞き、通常は2週間で3回のスピード練習を4回に増やすなど見直した。「今日は久々にレースができたという点で、また前へ進めるかな」と復調への手応えを口にした。

 過去4度優勝している防府読売マラソンは10年連続招待選手としての出場。コロナ禍でも大会を開催した大会に「感謝したい」と語り、「できる限り出場回数を伸ばして、招待されなくなってもずっと走り続けたい」と恩返しを誓った。一方で「1キロ3分5、6秒の今日のペースなら、丸山選手のスパートにも対応できなくてはいけない。以前の僕なら対応できた。世界の選手の練習方法も参考にしながら頑張っていきたい」とさらなるレベルアップを誓った。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2020年12月20日のニュース