オービック7年ぶりV!富士通のV5阻む ジャパンエックスボウル

[ 2020年12月15日 21:40 ]

アメリカンフットボール 日本社会人選手権ジャパンエックスボウル ( 2020年12月15日    東京ドーム )

<ジャパンエックスボウル 富士通・オービック>第2Q、攻め上がるオービックの李(中央)(撮影・尾崎 有希)
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 オービック(Bブロック1位)が7年ぶり9回目の優勝を果たした。史上初の5連覇を狙った富士通(Aブロック1位)を13―7で破った。MVPには2つのTDランを決めたオービックのRB李卓が選ばれた。

 オービックは第1Q(クオーター)10分10秒、QBロックレイがWR西村に43ヤードのパスを通して敵陣1ヤードまで迫り、RB李の1ヤードTDランで先制(7―0)。第2Qの攻撃ではファンブルの判定が2度、ビデオ判定でダウン成立とパス失敗に覆り、7分26秒にRB李の7ヤードTDランで13―0とリードを広げた。しかし、富士通もQBバードソンが立て続けにパスを決め、10分56秒にTE松井へ12ヤードのTDパスを成功。トライ・フォー・ポイントは失敗して13―7で前半を終えた。

 第3Qはオービックが6分20秒にFGを失敗し、ともに無得点で決着は第4Qへ。富士通は2度目の攻撃シリーズで、一度はアウト・オブ・バウンズとされたQBバードソンのパスがビデオ判定で成功と覆り敵陣2ヤードまで迫ったが、第4ダウンでのギャンブルに失敗。自陣22ヤードから始まった最後の攻撃シリーズでも敵陣6ヤードまで迫ったが、残り2秒からのラストプレーはパス失敗に終わった。

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