リーチ 元恩師エディーとの対戦は「複雑な思いに」

[ 2020年12月15日 17:25 ]

23年W杯1次リーグ組み合わせ抽選会の結果を受け、オンライン取材に応じるリーチマイケル
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 ラグビーの23年W杯1次リーグ組み合わせ抽選会から一夜明けた15日、日本代表のリーチ・マイケル主将(32=東芝)がオンライン取材に応じ、世界ランキング2位のイングランド、同8位のアルゼンチンと同じD組に決まったことに「ドキドキしながら見ていた。個人的にはオールブラックス(生まれ育ったニュージーランド代表)とやりたかったが、どんな準備をするか明確になって良かった」と所感を述べた。

 両国の印象については、まずアルゼンチンについて「バックスのフットワークが良く、FWにパワーランナーがいる。何よりもパッションが凄い」と警戒。そして前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が率いるイングランドについては、「イングランドはエディーのイメージしかなくて、(試合の)プランが予想しづらい。今後、どういう準備をするかが大事」と話した。

 リーチはジョーンズ氏在任中の14年4月に主将に指名され、歴史的な3勝を挙げた15年W杯まで苦楽を共にした。数多くいる“エディーチルドレン”の中でも、もっとも濃密な時間を過ごしてきた1人だけに、「(対戦時は)凄く複雑な思いになると思う。エディーにとっては(日本は)負けられない相手。日本の成長も期待していると思う」と語った。

 現在は所属の東芝で、来年1月16日に開幕する最後のトップリーグに向けて準備中。「個人的には東芝でいい準備して、スタメンを取り、トップリーグでで活躍して代表に選ばれる資格を作ることが大事」と話し、一から4度目のW杯を目指す考えを示した。

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2020年12月15日のニュース