萩野公介が400個人メドレーで優勝「気持ちで負けたらいけない」 日本選手権

[ 2020年12月3日 17:32 ]

競泳日本選手権第1日 ( 2020年12月3日    東京アクアティクスセンター )

男子400メートル個人メドレー決勝、メダルを胸に笑顔の(左から)2位の本多灯、優勝した萩野公介、3位の藤森丈晴(撮影・小海途 良幹)
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 男子400メートル個人メドレーで、萩野公介(26=ブリヂストン)が4分13秒32で優勝した。

 昨年の日本選手権はモチベーション低下などを理由に長期休養中だったため欠場。自身が16年に記録した日本記録4分6秒05から大きく遅れたが、2シーズンぶりに出場した日本選手権で頂点に立った。萩野は「この時期に長水路の400メートル個人メドレーを(予選と)1日2本泳ぐのはいいトレーニングだった。予選からしっかりタイムを上げることができたので次につながると思う」と強調。予選から3秒以上タイムを縮め「しんどかったけど、気持ちで負けたらいけないと思った。しっかり勝てたので次につながる」と振り返った。

 今大会は200メートルと400メートルの自由形、100メートル背泳ぎ、200メートル個人メドレーにも出場予定だ。この種目で昨夏の世界選手権を制し、東京五輪出場が内定している瀬戸大也(26)は不倫問題で年内の活動停止処分を受けているため欠場している。

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