男子ツアーで存在感示した青木瀬令奈「今年はまだトップ10に入れていないので本当に優勝争いしたい」

[ 2026年4月29日 17:24 ]

青木瀬令奈
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 女子ゴルフのNTTドコモビジネス・レディースはあす30日に千葉県・浜野ゴルフクラブ(6704ヤード、パー72)で開幕する。

 前週の前澤杯で通算1アンダー、76位の成績を残した青木瀬令奈(33=リシャール・ミル)は、プロアマ戦後に男子ツアー初参戦の収穫を口にした。

 「めちゃ楽しかったです。男子プロの凄さを間近で、しかも同じティーから経験させていただいた。めちゃめちゃスペシャルな時間でした」と笑顔で振り返った。

 大会初日には1アンダーの71で回り、女子選手史上初のアンダーパーをマークした。それでも本人に満足感はない。

 「欲を言うと60台を出したかったです。(最終日は裏街道のインからのスタートではなく)アウトスタートで、18番でプレーを終えたかったというところもあります。最終的には4日間できましたけど、予選落ちがあったとしても、予選を通れる順位でプレーしたかったというのもあります。ただ、逆に言ったら伸びしろ(がある)かなという気持ちにさせてもらった。男子のみなさん、前澤さんに本当に感謝です」

 普段の女子の試合とは違う疲れは当然あったが「気持ち的に言ったら、もう意識爆上がりだったので、今週の月曜日の朝イチからトレーニングに行ってみたいな…」と笑う。

 男子選手のプレーから受けた刺激は大きかった。特に印象的だったのはリズム。「本当にテンポが早くて、決断も早ければ、構えてから打つのも早い」と目を見張る思いだった。そして驚いたのが、良い意味での鈍感力だった。

 「ホールアウトした選手が次のホールに行く時に、次に打つ人の対角線上にいても、全く気にしない。女子だったら“こっちも打つからどいて”とかやってるんですけど、男子は平気で普通に歩いているし、キャディーバックもガチャガチャいっているけど、気にもとめない。女子は私を含めて、気にしすぎてた部分もあるんだなと思いました。いかに自分のプレーに集中するかというところは(女子の試合でも)実践できるかなと思っています」

 今週は持ち帰った“宿題”を復習することで、さらなるステップアップを目指す。

 「先週学んだテンポとか鈍感力を実際に試合で試して、どういう効果があるか見てみたい」

 それ以外にも重要な“気づき”があった。前澤杯では女子プロの成田美寿々をキャディーに起用し二人三脚で奮闘した。成田からは「フェアウエーウッドやハイブリッド(UT)はピンしか狙っていないのに、逆にアイアンになるとセーフティーになるからもったいない」と指摘を受け、「それは“確かに”と思って納得した部分でした」と自分が見落としていたことを再認識した。

 その友人からの貴重なアドバイスを胸に「今週はテーマとして8I、9I、PWでもうちょっとピンを狙っていこうと思っています」と攻めの姿勢を貫くつもりだ。

 昨年は前澤杯で弾みをつけた菅沼菜々が翌週のパナソニック・オープン(今大会の前身トーナメント)で優勝する活躍を見せた。
 「今年はまだ(自分は)トップ10に入れていないので、そこを含めて本当に優勝争いしたいなというのはあります。私が今年(前澤杯に)出て、ここから女子ツアーで活躍したら、また前澤杯が凄い縁起の良い大会になる。それを含めて恩返しになったら良いなと思います」と昨年、菅沼が演じたドラマの“再現”を目指す。

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