佐藤幸椰、146メートル4位 3戦連続1桁順位と好調

[ 2020年12月1日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子 個人第3戦 ( 2020年11月29日    フィンランド・ルカ(ヒルサイズ=HS142メートル) )

ノルディック距離・佐藤幸椰
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 29日に個人第3戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、佐藤幸椰(雪印メグミルク)が2回目に最長不倒の146メートルをマークして合計260・3点で4位に入った。1回目13位から順位を大きく上げた。一昨季の個人総合王者、小林陵侑(土屋ホーム)は15位、中村直幹(東海大札幌ク)は16位だった。雪印メグミルク勢の小林潤志郎は27位、伊東大貴は29位、佐藤慧一は2回目に進めず41位だった。ハルボルエグネル・グラネル(ノルウェー)が137メートル、142メートルの282・0点でW杯初勝利を挙げた。

 開幕から好調の佐藤幸が2回目に特大のジャンプを見せた。有利な強い向かい風を利し、ジャンプ台記録にあと1・5メートルと迫った。「表彰台を狙っていたので、意識して(テレマーク姿勢を)入れた」と最後は余裕を持って早めに着地し、60点満点の飛型点で57・0点を稼いだ。しかし結果的には3位に飛距離換算で約3メートル届かなかった。初戦から3戦連続1桁順位という安定した成績を喜びつつ「もっと粘れたんで、ジャンプ台記録までいけばよかった。結果論ですね」と悔しさものぞかせた。

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2020年12月1日のニュース