13日甲子園ボウル 関学大VS日大 反則タックル騒動以来の「赤青対決」

[ 2020年12月1日 05:30 ]

<甲子園ボウル記者会見>会見後、健闘を誓い合う、関学大・鶴留主将(右)と日大・伊東主将
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 アメリカンフットボールの学生日本一を決めるスポーツニッポン新聞社後援「第75回甲子園ボウル」(13日キックオフ)の記者発表会見が30日、甲子園球場で行われ、日大(関東代表)と関学大(関西代表)の監督、主将が出席。反則タックル問題が起きた18年5月の定期戦以来の対戦に気持ちを高めた。それぞれのチームカラーである「赤と青の対決」は伝統の一戦で今回が30度目の激突。芝の養生が間に合わず、フィールドの約40%が黒土で開催されるため、両校とも対応を迫られる。

 もう、わだかまりはない。同じ目標を目指すライバルとして、関学大は日大と向かい合った。学生日本一を決める舞台では通算30度目となる「赤と青の対決」。対戦成績で10勝17敗2分けと負け越している「青」の鶴留輝斗主将(4年)が闘志を言葉に乗せた。

 「日大さんには、ここで負けた印象が強く残っている。リベンジしたい」

 社会問題にまで発展した反則タックル騒動以来の再戦でも、意識のベクトルは別の方向を向いていた。圧倒的優位と目されながら、17―23で敗れた3年前の甲子園ボウル。当時1年生だった鶴留やQB奥野耕世ら4年生は、相手を過小評価し、大一番で苦杯を喫した経験を肌で知っている。同じ過ちを繰り返すつもりはない。

 特別なシーズンを締めくくる決戦。コロナ禍は、波乱含みの舞台装置を用意した。大会主催者はこの日、例年とは異なり内野部分を黒土のままで試合を実施することを発表。開催可否の判断が遅れ、本来は黒土の上に敷く芝の養生が間に合わなかったための措置だ。関西も関東も試合会場のほとんどは人工芝、もしくはハイブリッド芝で、今回はフィールドの約40%が未知の領域となる。天然芝に加え、土への対応も迫られるとなれば表情も浮かない。さっそく黒土の部分をチェックした関学大の大村監督は「滑る。スパイクの選択を間違えたら大変なことになる」と警戒心を強め、日大の橋詰監督も「雨が降ったりしたら、どんなスパイクを用意すればいいのか」と頭を抱えた。

 思わぬ“外敵”まで出現した伝統の一戦。「緑」と「黒」のフィールドを制した強者に「白」星はやってくる。

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