“男気”見せていたラグビーアルゼンチン代表主将 過去の人種差別発言で出場停止処分

[ 2020年12月1日 18:25 ]

アルゼンチン代表のマテラ
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 アルゼンチンのラグビー協会は11月30日(日本時間1日)、過去にソーシャルメディア(SNS)に人種差別発言を投稿したとして、同国代表のパブロ・マテラ主将(27)、グイド・ペティ(26)、サンティアゴ・ソシノ(28)の3選手に出場停止処分を科したと発表した。

 マテラは主将の地位からもはく奪された。3選手は南半球一を争うトライネーションズ最終戦となる12月5日のオーストラリア戦(オーストラリア・シドニー)に出場できなくなった。

 同国協会によれば、「差別的で外国人嫌悪」の投稿は2011~2013年に掛けて行われたもの。10年近く前の投稿は「3人が現在のロス・プーマス(アルゼンチン代表)として示している高潔性を表すものではない」としながらも、「アルゼンチンラグビー協会は、いかなる憎悪発言も強く非難すると同時に、そうした発言をする選手を国の代表にすることはできない」と処分理由を明示した。

 アルゼンチン代表は現在、オーストラリアで一国集中開催されているトライネーションズに参戦中。11月14日には、通算30度目の対戦で史上初めてニュージーランドを破る(25―15)する快挙を成し遂げた。また、この試合の序盤に小競り合いが発生した場面では、主審から注意を受けたマテラ主将が「顔面を蹴られたり(相手チームから)リスペクトを感じない。僕はこの国のために戦っている」などと発言。毅然とした態度が世界中から称賛を浴びていた中で、過去の差別発言が明るみになる事態となった。

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