池江璃花子　インカレ決勝進出！復帰2戦目50メートル自由形で25秒87

第96回日本学生選手権水泳競技大会　第1日   女子50メートル自由形 （ 2020年10月1日    東京辰巳国際水泳場 ）

女子50メートル自由形予選でゴール後、プールサイドに戻って掲示板を見つめる池江璃花子（代表撮影）
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　白血病から復帰した競泳の池江璃花子（20＝ルネサンス）は1日、東京辰巳国際水泳場で開幕した「第96回日本学生選手権水泳競技大会（インカレ）」第1日の女子50メートル自由形に出場。復帰2戦目の予選を全体6位となる25秒87で突破し、決勝に進出した。

　予選4組目に登場し、第7レーンに入った池江。軽やかなフォームで泳ぎ、25秒87でフィニッシュし、3着だった。

　昨年12月に退院した池江は、今年3月に406日ぶりにプールに入った。緊急事態宣言解除後は通院治療を継続しながら週4回程度のペースで練習していたが、所属する日大水泳部がコロナ感染者を出して活動休止となったため、7月末から練習を中断。8月中旬にトレーニングを再開した。

　1年7カ月ぶりの実戦復帰となった同29日の東京都特別水泳大会で26秒32の記録を出し、参加標準記録の26秒86を突破。種目別ランキングで40人の出場枠中17位に入り、出場権を獲得していた。