池江璃花子 復帰2戦目、インカレ女子50メートル自由形決勝で4位 表彰台まで100分の4秒差

[ 2020年10月1日 17:25 ]

第96回日本学生選手権水泳競技大会 第1日   女子50メートル自由形 ( 2020年10月1日    東京辰巳国際水泳場 )

<第96回日本学生選手権水泳競技大会>競泳女子50メートル自由形予選、ゴールし掲示板を見つめる池江璃花子(代表撮影)
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 白血病から復帰した競泳の池江璃花子(20=ルネサンス)が1日、東京辰巳国際水泳場で開幕した「第96回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」の女子50メートル自由形決勝に進出、25秒62で4位に入った。今井月(20=東洋大)が学生新記録の24秒93で優勝した。

 第7レーンでスタートした池江は、中盤から追い上げ3位まで100分の4秒差の4位でフィニッシュ。予選タイムから0秒25縮め、復帰後最速記録をマークした。

 復帰2戦目となったこの日は予選4組目に登場、25秒87で3着に入り、全体6位で決勝に進出した。

 昨年12月に退院した池江は、今年3月に406日ぶりにプールに入った。緊急事態宣言解除後は通院治療を継続しながら週4回程度のペースで練習していたが、所属する日大水泳部がコロナ感染者を出して活動休止となったため、7月末から練習を中断。8月中旬にトレーニングを再開した。1年7カ月ぶりの実戦復帰となった同29日の東京都特別水泳大会で26秒32の記録を出し、参加標準記録の26秒86を突破。種目別ランキングで40人の出場枠中17位に入り、出場権を獲得していた。

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