【22歳の浅田真央】ソチシーズンで引退?「今は、そのつもりで」

[ 2020年9月17日 07:08 ]

13年4月の世界国別対抗戦でフリー「白鳥の湖」を舞う22歳の浅田真央さん(撮影・西海 健太郎)
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 フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダル、世界選手権3度優勝の浅田真央さん(29)が、9月25日に30歳の誕生日を迎える。

 20代最後の演技となった8月30日の「浅田真央サンクスツアー」栃木公演後に、「20代はホントに色々な経験をしました。乗り越えなければならない壁がたくさんありましたが、自分なりに乗り越えてきました」とコメント。何を経験し、どんな壁を乗り越えてきたのか。節目の一日を前に、印象的な言葉とともに浅田さんの20代を振り返る。第3回は22歳。

 浅田さんの12―13年シーズンは、ビッグサプライズとともに幕を閉じた。シーズン最終戦だった13年4月の世界国別対抗戦。4月11日の女子SPは5位、そして13日の女子フリーに臨んだ。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、終盤はスタミナも切れてフリーも5位。演技後の取材エリアで、来季に迫ったソチ五輪への思いを問われると「五輪は最高の大きな舞台。集大成として、いい演技ができるように頑張ります。スケート人生の中で、最高の演技をすることが目標です」と話した。

 「集大成」の意味するものは何か。会場の国立代々木競技場を離れる際、「五輪シーズンが競技生活の最後ということか?」と聞かれた浅田さんは、次の言葉を残してバスに乗り込んだ。

 「今は、そのつもりでやっています」

 “引退宣言”から一夜明けた14日、浅田さんはすっきりとした表情で会見に登場。「将来的には子供が欲しいです。いい旦那さんと巡り合って、いい家庭を築きたいと思っています」と笑顔で未来に思いをはせる一方、夢舞台へ闘志を高めた。「バンクーバー五輪に出て、もう一度あのような素晴らしい舞台に立ちたいと思った。ソチという凄く大きな舞台で、最後の最高の滑りをできるようにしたい。(来季で)一つの区切りという思いです」。22歳は、黄金のラストダンスを誓っていた。(杉本 亮輔)

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