松山英樹 初メジャー制覇へ幸先よし5番バーディー

[ 2020年9月18日 03:00 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン第1日 ( 2020年9月17日    ニューヨーク州 ウイングドフットGC=7477ヤード、パー70 )

打球の行方を見つめる松山(AP)
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 今年2戦目のメジャーが開幕し、第1ラウンドが行われた。8年連続出場で悲願のメジャー制覇を目指す松山英樹(28=LEXUS)は5番でバーディーを奪い幸先の良いスタートを切ったが、10、12番でボギーとし12番を終えて通算1オーバーとした。石川遼(29=CASIO)は4番でバーディーを先行させ、前半を1アンダーで折り返した。

 我慢のゴルフを重ねてきた松山がバーディーを先行させた。5番パー4。フェアウエーからの第2打をピン手前3メートルにつけると、上りのパットを冷静に沈めてバーディーを奪った。

 舞台はフェアウエーが狭い上にラフの芝も深い状態に整えられ、グリーンも速い全米屈指の難コース。松山も「難しいコースだし、常にパーを取りにいかないといけない雰囲気」と警戒する。前半はチャンスこそ少なかったがパーセーブを重ねて1アンダーで折り返した。だが10番パー3でティーショットをバンカーに入れると2メートルのパーパットを外して、この日初のボギーとした。

 11番パー4は2打目がピンに直接当たり、グリーン手前まで戻る不運もありながらパーセーブ。だが、12番パー5で1メートルを外しボギーとし1オーバーに後退した。「優勝するには集中して1番からいいプレーをしていく。それを目指してやっていきたい」。初のメジャー制覇へ必死のプレーを続けている。

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