琴奨菊が肉離れで休場 元大関、再出場も視野

[ 2020年9月15日 11:44 ]

琴奨菊
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 大相撲の元大関で西前頭11枚目の琴奨菊(36)が秋場所3日目の15日、休場した。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、左ふくらはぎの肉離れで、同日朝に琴奨菊が「足を(地面に)つけることができない」と訴えたという。初黒星を喫した2日目の明生戦で痛めた。

 関取最年長の琴奨菊の休場は2018年名古屋場所以来7度目。3日目の対戦相手、千代大龍は不戦勝。再出場しなければ11月場所での十両転落が確実となる。佐渡ケ嶽親方は「場所前から調子が良かったので残念だが、琴奨菊も『早く治し、途中からでも出たい』と話している」と述べた。

 今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱や出場停止処分中の平幕阿炎、所属する玉ノ井部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生した十両の富士東、東龍らに次いで7人となった。(共同)

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