両大関が黒星 3連敗の朝乃山に八角理事長は「苦しい」引いて負けた貴景勝は「勝ちたい気持ち強すぎる」

[ 2020年9月15日 19:59 ]

大相撲秋場所3日目 ( 2020年9月15日    両国国技館 )

<秋場所3日目>初日から3連敗し、土俵の外にひざまずく朝乃山(撮影・久冨木 修)
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 優勝候補の本命と期待された両大関がそろって敗れ、横綱不在の秋場所は波乱の様相を深めてきた。

 2連勝と好スタートを切った貴景勝は埼玉栄の先輩、北勝富士と対戦。立ち合いから突いて出るが、押し切ることができない。土俵際まで追い込んだものの、我慢できずに引いてしまい、そのまま下がって土俵を割ってしまった。

 八角理事長は「勝ちたい気持ちが強すぎるのかな。(はたきはダメだと)意識すると余計に出てしまう。(相手の)突き落としが嫌だから体が反応してしまった。突き落としを恐れず、前に出てほしかった」と残念そうに話した。

 一方、勝った弟子の北勝富士に対しては「相手(貴景勝)が呼び込んでくれた。逆に言うと、あそこでよく引かなかったということ」と土俵際の粘りを評価した。

 初日から連敗を喫し、流れが悪くなった朝乃山は先場所、優勝を争った照ノ富士との一番。立ち合いから前に出てもろ差しになったものの、すくい投げを打って墓穴を掘った。腰高になっての投げは威力がなく、照ノ富士に体を残され、態勢を立て直すスキを与えてしまった。逆に元大関に左から上手投げを打たれ土俵に倒れた。

 八角理事長は「あそこですいく投げを打たず、前に出れば良かった。(投げを打って相手を)呼び込んでしまった。勝てないときはこんなもの。足を出さなきゃダメだよ。勝ちたいからどうしても投げにいってしまう。苦しい。苦しい」と泥沼にはまりつつある大関を心配した。

 ただ、崩れた自分の相撲を取り戻すには、白星を積み上げていくしか立て直す方法はない。「直すのは自分しかいないわけだから。はい、反省です」と奮起を促した。

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