大坂なおみ、準決勝ブレイディ倒してマスクコンプよ!人種差別に抗議を示す7枚「全て見てほしい」

[ 2020年9月11日 05:30 ]

テニス・全米オープン ( ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

準々決勝でマスク姿の大坂なおみ(AP)
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 世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22=日清食品)は10日(日本時間11日午前8時)の女子シングルス準決勝で同41位の第28シード、ジェニファー・ブレイディ(25=米国)と対戦する。9日の準々決勝は第3シードのセリーナ・ウィリアムズ(38=米国)と前哨戦覇者のビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)が勝ち、準決勝で顔を合わせることになった。

 優勝した18年全米、19年全豪に続き、大坂が4大大会の準決勝を迎える。シングルスでグランドスラム3度の4強進出は、日本人では伊達公子さんに並び最多タイ。対戦するブレイディとは過去1勝1敗で「得意な相手という気はしない。うらやましいぐらい多彩なプレーをしてくるので、とても脅威に感じている」と印象を口にした。

 相手は8月のトップシード・オープンでツアー初優勝を飾り、今大会は4回戦で元世界1位のケルバー(ドイツ)を破るなど5試合を全てストレート勝ちして勢いに乗る。大坂は「タフな試合になる」と気を引き締めた。今大会は人種差別に抗議を示すため、決勝までの試合数に合わせて7枚のマスクを用意。準決勝を突破すれば「皆さんに全てのマスクを見てほしい」との目標を達成する。

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2020年9月11日のニュース