羽生結弦、苦渋のGPS欠場 感染防止、渡航制限、周囲への配慮…「慎重に行動したい」

[ 2020年8月29日 05:30 ]

羽生結弦
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 日本スケート連盟は28日、フィギュア男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(25=ANA)が、22年北京五輪のプレシーズンとなる今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場すると発表した。ぜんそくの持病を持つ羽生は、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し「呼吸器系基礎疾患を有する者が罹患(りかん)した場合、重症化しやすいとの情報もあるので、可能な限り慎重に行動したい」と同連盟を通じてコメントした。

 カナダ在住のブライアン・オーサー・コーチ(58)が日本の試合に来日することも難しい。羽生が日本からカナダの試合に出場する場合も、入国後2週間の自主隔離が必要となる。「万全の状態で試合に臨むことができません」とし、トップアスリートとして苦渋の決断だった。

 ケガ以外の理由で初めてGPシリーズを欠場する決断には、周囲への配慮もあった。「私が動くことによって多くの人が移動し集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる可能性もあります」と自覚し「私が自粛し、感染拡大の予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになり得る」と語った。

 シリーズ欠場により、羽生の北京五輪プレ大会となるGPファイナル出場は自動的に消えた。年内には21年世界選手権の選考を兼ねる全日本選手権が残るが、羽生の出場についてスケート連盟関係者は「そこまでは聞いてない」と未定の状況という。コロナ禍による異例の決断。羽生は「一日も早く新型コロナウイルスが収束することを願っております」と結んだ。

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