NBAのアリーナを大統領選の投票所に! プレーオフは日本時間の30日に再開

[ 2020年8月29日 09:38 ]

NBAが再開シーズンで使用しているフロリダ州オーランドのアリーナ(AP)
Photo By AP

 警官による黒人男性への発砲事件を受けてプレーオフの試合を2日間延期にしていたNBAは29日(日本時間30日)から再開することでリーグ側と選手会側が合意。それに伴い、人種差別問題への抗議行動や啓蒙活動をこれまで以上に活発化させる方針を固め、その一環として11月3日に実施される米大統領選挙の投票所に各チームが所有もしくは使用しているアリーナを投票所にするように地元の自治体に働きかけることになった。

 空間の広さを生かした新型コロナウイルスの感染防止と、マイノリティーがより投票しやすい環境を確保するのが目的。AP通信によればすでにホークス(アトランタ)、ピストンズ(デトロイト)、ホーネッツ(シャーロット)、キングス(サクラメント)などのチームの使用アリーナが投票所に内定し、ロケッツ(ヒューストン)、ニックス(ニューヨーク)、マーベリクス(ダラス)、ジャズ(ソルトレイクシティー)のアリーナも投票日に使用できるようにスケジュールが押さえられた。ニックスの本拠地は日本でも知名度のあるマジソンスクエア・ガーデンで、そこが米国の将来を決める場所の一部になる可能性が出てきた。

 ホームアリーナが使用不可能の場合には、チームが使っている練習施設を投票所として提供する方針。「人種差別廃絶の第1歩は選挙から」という機運がNBAの中で高まっており、選手会の会長を務めるサンダーのクリス・ポール(35)は「我々はどれくらい力のある声にすればいいのかを理解している。お金をたくさん稼いでいるから関係ないと思う人もいるかもしれないが、僕らは同じ感情を持つ人間であり、みんな傷ついている。プレーは続けるが、その声がしっかり社会に届いていくようにしたい」と再開に向けての決意を語っていた。

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