大坂なおみ、左太腿裏のケガで決勝を棄権 「一晩では回復しませんでした」

[ 2020年8月29日 23:29 ]

テニスウエスタン・アンド・サザン・オープン最終日 ( 2020年8月28日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

大坂なおみ
Photo By スポニチ

 大会主催者は29日、同日の女子シングルス決勝に出場する世界ランク10位で第4シード、大坂なおみ(22=日清食品)が左太腿裏のケガで棄権したことを発表した。同59位のビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)が優勝を果たした。

 大坂は主催者を通じ「ケガで棄権することになり、申し訳なく思っています。昨日の第2セットのタイブレークで左太腿裏が張り、思った通りには一晩で回復しませんでした。今週はエモーショナルな1週間でした。たくさんのサポートに感謝します」とコメントした。

 大坂は黒人男性銃撃事件など人種差別への抗議のために準決勝の棄権を表明。その後、大会主催者も大坂に賛同した大会主催者が準決勝の試合開催を1日見送ったことで棄権を撤回した。28日に行われたメルテンス(ベルギー)との準決勝は6―2、7―6で勝利。第2セットはタイブレークまでもつれ、2時間を超える試合だった。

 31日には1月の全豪オープン以来7カ月ぶりとなる4大大会、全米オープンが開幕。第4シードの大坂は1回戦で土居美咲(ミキハウス)との対戦が決まっている。

続きを表示

2020年8月29日のニュース